ハウス・オブ・メモリーズ(ミャンマー料理・ヤンゴン)


東南アジアを中心に出張している、このブログのミャンマー編。
旅行全体のレポートは、別のところでいたします。



今回は、本格的なミャンマー料理を食べさせてくれると、外国人を中心に評判のお店を訪ねてみましょう。


アウンサンスーチーさんのお父さんである、ミャンマー建国の父とされるアウンサン将軍にまつわる博物館・レストランになっています。


政治的なことは抜きにして、レストランだけのご紹介。


TripAdvisorの指示に従い、かしこまった格好で行きました。
タクシーで立派な建屋に向かうと、守衛さんが「ミンガラバー」とお出迎え。


1階席と2階席とあるようですが、2階は暗そうだったので、1階にお邪魔しました。


メニューはすべて英語表記。
「コースはないのですか?」と聞いても、ウェイターさん困った顔をします。


新人さんなのでしょうか、英語があまり通じないようです。


メニューは単品のみ。
ちょっとハードルが上がりました。


まず、ワイン。
ミャンマーワイン、ソーヴィニヨン・ブラン (4000 Kyat(400円)/グラス)


続いて、料理を一気に注文してしまいます。
量的に多いのか少ないのか分からないのでウエイターさんに相談です。



Myanmar Sour Soup with Fish (1000 Kyat(100円))



Pickle Tea Leaf and Ginger Salad (2500 Kyat(250円))



Pork Curry black saya bean paste (6500 Kyat(650円))



Green Pea Rice (1000 Kyat(100円))



15分後、料理が一堂にそろいました。
ミャンマーに来てから調達した、使い慣れていないカメラでシャッターを押した刹那、



フラッシュが発光!!



しまった、と思っても後の祭りです。


隣の席にはイタリア人の団体さんがいますし、2階席には日本人も。


こんなオーセンティックなレストランでやってしまった。。。



ワイングラスを持つ手が、わなわなと震えます。


こうなると、食事どころではありません。

冷静になろうと格闘しながら、無我夢中で書いた以下のレポートをお読みください。




サラダ
Pickle Tea Leafというのがどんなものかわかりませんが、生姜が何かの豆と和えてある。やや油っこいが、塩コショウ・調味料の加減が絶妙。


スープ
Fishってことですが、魚だしではなく、ベースはトマト味。魚はツナですね。おいしいです。


ビーフカレー
肉がめちゃくちゃうまい。
ルーにあたる部分は甘めで、日本のカレー、もしくはビーフシチューのようにとろっとしており、他のミャンマー料理店とは一味もふた味も違う代物となっています。


グリーンピースライス
かわいい竹のかごに入って一人前。
これは、普通でした。



途中から、赤ワイングラス
シラー (4000 Kyat(400円)、Shiraz とAus表記になってた)を追加し、おいしくいただきました。


お会計、20 USドル。ドルでも払えます。
このクラスのレストランが2000円ちょっとで体験できるのって、安くないですか?



全体を通して言えるのは、私のミャンマー料理に対する認識を一変させるレストランであったことは間違いありません。


ただ、私の人生で、最も緊張した食事となってしまいました。