はてなブログ移行後、初めての更新です。
今回は、ネット情報ではなくて、老舗ガイドブックの「東京いい店うまい店」からピックアップしたお店です。
前々から、ポルトガル料理が食べたくて、何度か予約を試みたのですが、近所の本店と、この店は激戦です。
魚介を中心に提供するこの店は、築年数も浅いビルの4階にあり、センスの良い内装です。
予約が取れたのは土曜の8時でしたが、先客で満席でした。
まずはスパークリングワインで乾杯。
カブとピーツのサワークリームのサラダ(900円)
青野菜ではなく、ピーツの「紫野菜」ですね。
ヨーロッパのサラダという感じ。
ピーツの臭みをパクチーで消しているのか、パクチーによってエキゾチックな味になっています。
鱈とジャガイモの卵とじ(900円)
ジャガイモが細切れになっていて、想像していたものとは違いました。
これにもパクチーが載っています。
庶民的な味で安心。
モロッコインゲンの天ぷら(800円)
東京いい店~には、天ぷらはポルトガルが伝来元みたいなことがさらっと書いてありますけど、Wikipediaで調べてみると、そういう学説があるようですね。
インゲンのサイズが大きい。ボリュームも大きい。
塩をふりかけて食べます。
外側はかりっと、内側はインゲンのみずみずしさが見事です。こんなおつまみで酒が飲めるのがうれしい。この天ぷらだと、ビールが飲みたくなりますね。
ここまで、全て前菜です。
前菜の品数を間違えた感があるほど、量があります。
ここで、ポルトガルの白ワインに切り替えました。
メインは魚介と自家製チョリソーのフェイジアーダ(2200円)
フェイジアーダってなんでしたっけ、煮込み料理ということですが、記憶に残っていますが出てこない。
今までの流れから大きくはずさないエスニックスパイシーなソースの味。
これにもパクチーが入っている。
具材は、魚介の素材の味を生かした、シンプルな味。チョリソーもいいですね。
ああ、思い出した。この料理はブラジルにもありますね、どちらから伝わったかは分かりませんけれど。
おなかいっぱいですが、デザートは別腹。
スタッフさんとお話しました。
臭みを消すためにパクチーを使ったのではないかという説があり、パクチーはポルトガルでも使うのだそうです。
うん。
まったく隙の無い料理と接客に大満足の食事でした。
お会計は、一人6100円くらい。
店内は照明が暗いので、暗所撮影に強いカメラを持っていくことをお勧めします。
今回は全て感度3200で撮影しました。